国際文化政策研究教育学会会員各位
平素より大変お世話になっております。国際文化政策研究教育学会(ICPA)事務局でございます。
以下、市民大学院にて7月24日に開催されました十名先生の第23回働学研の成果報告を共有いたします。
【以下転送】
皆様
第23回働学研は、東京五輪開幕早々の7/24(14:00~17:00)に開催され、下記25名にご参加いただきました。
(敬称略)岩田、太田、小野、片山、金井、聴濤、岸本、木林、熊坂、小林、佐藤、澤、槌田、程、中谷、中野、波多野、濱、平松、藤井、藤岡、松浦、守友、横田、十名、
7/24 第23回 働学研プログラム
発表15分+議論15分=30分/本:計180分、司会:十名、画面:澤
第1分科会 「生命の生産と再生産」(エンゲルス)への現代的眼差し 14:00~15:00
横田幸子:「人類進化と家族」序章4 家族進化論をめぐる論点とその変遷」
片山勝己:「企業内学校論の体系化に向けて ―博論化構想メモ」
第2分科会 環境行政&環境教育への働学研アプローチ 15:00~16:30
程 遠紅:「博論第6章 中国における環境教育の現状と課題」
濱 真理:「基礎自治体の廃棄物・環境行政」(大阪市役所33年体験をふまえて)
藤井敏夫:「資源循環と廃棄物問題」(愛知県環境行政30年をふまえて)
特別企画 16:30~17:00
参加者座談会:「池上先生との交流や思い出を語り合う会」
2つの分科会では、5本の発表・議論がなされ、大いに盛り上がりました。
第1分科会の2本は、数十年にわたる働学研の成果を体系的に編集・披露されたものです。
横田さんはご体調がすぐれないなか熱弁を振るわれ、家族進化論をめぐってさらに深める質疑応答となりました。
片山さんのご発表も、スリル満点。大企業のなかでまとめられた20数万字の研究成果を、どう体系的に編集するか。その舞台裏を率直に語っていただき、議論もヒットアップ。
第2分科会の3本の発表・議論は、うまくかみ合い、実に面白いものとなりました。
ごみ問題を軸とする環境行政と環境教育、さらに日中比較論は、期せずして、比類のないシンポジウムになったと感じています。
ごみ分別という日々の実践が、市民の環境意識やライフスタイルをどう変えていくか。レジ袋有料化のインパクトと比較しながらの議論は、圧巻でした。
最後に特別企画として行われた参加者座談会では、ご参加された方々(下記20名)に、これまでの60年余にまたがる池上先生との交流、思い出などを語っていただきました。
(敬称略)太田、小野、片山、金井、聴濤、岸本、木林、熊坂、小林、澤、槌田、程、中谷、中野、濱、平松、藤井、松浦、守友、十名、
20歳代半ばから90歳近くにまたがり、青壮老の様々な視点から語っていただきました。
京大、基礎研、社会人大学院、市民大学院、働学研など、1950年代(池上先生の大学院生時代:聴濤)、60年代早々(助手時代:中谷)から、最近に至るまで。
座談会を機に、米寿お祝いメッセージも数本いただき、小生の方で「メッセージ集」に編集中です。
ぜひ、メッセージを十名(tona@iris.eonet.ne.jp)までお送りください。
なお、働学研についての下記の感想・コメントを、終了後の半日ほどの間に、4本(岸本、中野、小野、波多野)いただいています。
いろいろと面白く興味深い視点が示されていますので、ファイルにて紹介させていただきます。
どうか、よろしくお願いします。お大事に。
十名 直喜